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メンタルヘルスケアとモチベーションコントロールで企業の課題解決に取り組む 株式会社PB-Partner 代表取締役 深谷行弘氏

-深谷先生が「メンタルヘルスケア&モチベーション・コントロール」をテーマにされている社会的背景をお聞かせ下さい。

厚生労働省の患者調査の資料を見ても、うつ病などの精神疾患の患者が1996年には433千人だったのが2008年では1,041千人と百万人を超えるなど実に2.4倍近く増加しています。また、実際に官公庁や企業など多くの職場でメンタルヘルスの研修やカウンセリング、電話相談などをさせて頂いて感じるのは、どの職場にもうつ病などの精神疾患になっていないまでも多くのメンタルダウンしている人が存在しているということです。
また社会が求めるニーズもより実践的な結果を求めるものへと変化してきていると感じています。ストレス耐性やリラクセーションなどのメンタルヘルスケアの基本的な知識を紹介して満足して頂ける段階はもう4~5年前には終わっています。今は、実際に組織として改善ができ結果につながるような具体的な手法を提供していかなければ本当の意味で社会に役立てなくなっていると感じています。

-「メンタルヘルスケア&モチベーション・コントロール」について簡単に教えていただけますか。

多くのEAP(従業員支援プログラム)会社はメンタルヘルスケアに関してのみにテーマを設定しているところも未だ多いのが実態です。しかし実際の現場ではタスク・マネジメントを含めたモチベーションのコントロールをしていかないとままならないことが多いのではないかと思っております。
多くの組織が、厚労省の『労働者の心の健康の保持増進(メンタルヘルスケア)のための指針』を参考にして、メンタルヘルスケアに特化して活動しているので無理もないのですが、実際の産業界においては仕事ができるかどうかを無視するわけにはいきません。組織内の悩みの多くは社内の人間関係に起因するものが上位を締める統計データが多いですが、この人間関係の基本的な要素には、その組織が求める最低限の仕事ができている状態がある程度は必要なのです。ストレス耐性や誤った思い込みの修正(認知の変容)、リラクセーションなどのメンタルヘルスケアと、タスク・マネジメントなどを含むモチベーション・コントロールの2つを軸にして組織に関わっていかないと、組織や悩んでいる人たちが求める、真のニーズには応えられないと考えております。
このメンタルヘルスケアとモチベーション・コントロールを両軸として、課題解決につながる人事制度構築や研修の企画・運営をしていくのがPB-Partnerの核でもあるのです。

-音楽はなぜメンタルヘルスケアに良いとお考えですか?

人がリラックスしている状態とは浅い眠りに入る一歩手前の状態をいいます。このとき脳の中にはα波が出ていることがわかっています。逆に言うとα波が出やすい環境を作り出すことができれば、心を落ち着かせることができるのです。このα波が出やすい環境を作り出すツールとしてとても有効なのが音楽なのです。しかし、すべての音楽がα波を出しやすくなるわけではありません。1/fのゆらぎということばは皆さんもきいたことがあるかと思うのですが、ゆったりと流れる鳥のさえずり、波や川のせせらぎの音、歌詞がない音楽などが有効だといわれています。

-「ソリチューズ」をお勧めいただいているのはなぜですか?

「ソリューズ」を皆さんにお勧めしている一番の理由は、自分が癒されたからです。(笑)今でも仕事の合間など、気分によって何枚かのCDを使い分けています。休日などに雑誌を読むときなどにもBGM代わりにリビングで流していると落ち着きます。また仕事でも研修などでスタートする前の緊張感や、会議などでちょっと煮詰まったときなどに1曲だけでも流しておくと、不思議とみんなの表情が和らぎ疲れが軽くなることも実際に何度も体験してきました。
「自分が体験して良いと思ったものを、人には勧めたい」これに尽きるかもしれません。

-お勧めのタイトルはどれですか?

たくさんあるのですが…。よく聴いているのは『precious EARTH』ですね。特に5曲目の「Giant Pandas」は好きですね。森のなかにいる錯覚さえ覚えて寛げます。あとは『Dolphin Dreams』です。波の音が癒されます。3曲目の「Mystic Blue」はダイビングをしている気分にさえしてくれます。『OCEAN SPA』も良いですね。新婚旅行で行った沖縄の青い海を思い出させてくれます。

-ご自身の「ソリチューズ」活用方法を教えてください。

私はスマホに入れて持ち歩いています。疲れた帰り道、仕事で嫌なことがあって帰る電車のなかなど、意識して数曲聞くようにしています。休みの日に寝ころびながら聞き流すのもいいですね。おそらく人によって活用方法はたくさんあるのではないでしょうか?自分なりのお気に入りの使い方が見つかると素敵ですよね。

プロフィール

深谷 行弘(ふかや ゆきひろ) 株式会社PB-Partner 代表取締役

深谷 行弘1991年より多くの企業で人事制度の構築支援、従業員の教育研修、個人やグループのカウンセリングなどを、メンタルヘルスケアとモチベーション・マネジメントの2つを核として展開。
職場での精神疾患対策(予防から復職支援まで)から、個人のストレスの対処法、コミュニケーション力の向上や、生活に支障をきたしている認知の変容などを得意とし、研修を通して、少しでも生きやすい環境を実現する支援をしている。
中央官庁(東京地方検察庁・防衛省・国土交通省交通局)や地方自治体(京都府・練馬区)、東京商工会議所などでも継続的に研修会を開催している。
2010年からは、銀行・信金職員向けの専門誌『近代セールス』でリラクセーションやコミュニケーションの実践方法のコラムを連載。また経済法令研究会では管理職向けの通信教育『ストレスマネジメント』のテキスト作成など執筆にも携わっている。

< 経歴等紹介 >

資格・活動
○ シニア産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
○ キャリアコンサルタント(日本産業カウンセラー協会)
○ 中央労働災害防止協会認定 心理相談員
○ 小学校教諭1種免許状
○ アロマアドバイザー(日本アロマ環境協会)

1.カウンセリング活動
 01 面談カウンセリング(2000~) 民間企業、国土交通省航空局などの職員を対象に実施
 02 電話カウンセリング(2007~) (株)セーフティネットにて民間、官公庁の職員及び家族を対象に実施

2.講演活動
 01 メンタルヘルスセミナー(2007~)東京地方検察庁、防衛省、東京商工会議所(本部及び支部)、IT業界団体の統括機関、青梅信用金庫、
   その他民間企業にて実施

3.研修等
新入社員研修、新任管理職研修、リーダーシップ育成研修、マネジメント能力向上研修など各種の研修を企業の要望を受け実状にあったカスタマイズした研修を官公庁や民間企業等で実施。

4.執筆活動
 01 通信教育テキスト作成
   経済法令研究会(2010~)『職場を癒すメンタルヘルス・マネジメントコース』
   近代セールス社(2009~)『金融機関職員のためのストレスマネジメント実践講座』
 02 定期刊行誌 メンタルヘルス コラム連載(2010/04~)『近代セールス』(隔週刊行)
リラクセーション方法をコラム形式で紹介 2010年全18回連載
コミュニケーション方法を2011年全20回連載
モチベーションアップに活用する心理学をテーマに2012年全12回連載中

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